てぃーだブログ › 愛しき亜熱帯

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Posted by TI-DA at

2009年12月01日

久保田麻琴さんトークライブ

久保田麻琴さんのトークライブが、
12月5日(土)にうちのカフェ、カフェユニゾンで開催されます。
久保田麻琴さんといえば、
学生時代からのあこがれのアーティスト。
縁が連なり、こんなイベントを開催できることになるとは、
人生不思議。。
人と人が出会う場所、カフェを作ってよかったと思います。




そんな久保田さんと連日お電話して、
トークライブ当日に向けての打ち合わせをしているのですが、
このイベント用に準備している映像が
ほとんど本邦初公開となるお宝ばかりらしく、
あまりの期待感から、予告編まで作っていただきました。
この予告編だけで体がとろけそうな気持ちよさです。

ブラジル北東部のカーニバルの様子

モロッコ

最近は家族ぐるみでお世話になっている、元憂歌団の内田勘太郎さんもゆんたくゲストで、
参加していただけることになっていて、
久保田さんとの夢の共演に、主催する僕がドキドキです。

沖縄在住のワールドミュージックファンの方々はぜひ見に来てくださいね。
アジア、ラテン、アラブ、アメリカ、沖縄・・・音楽物いっさい!
詳細はカフェユニゾンのHPで。

以下プレスリリースよりコピーです。

***

日本にワールドミュージックというジャンルを築き上げ、
現在も世界中を飛び回って、ワールド・ミュージック・マエストロの名に
ふさわしい活躍を続けている、久保田麻琴さん。

70年代に八重山を旅行中に喜納昌吉さんの「ハイサイおじさん」を
聴いて衝撃を受け、旧友の細野晴臣さんなどに紹介。
喜納昌吉&チャンプルーズの2ndアルバム「Blood line」の制作にも
深く関わり、「花」のオリジナルバージョンでは編曲にも加わり、
ライ・クーダーとも共演。
喜納昌吉さんの全国ブレイク、そして沖縄音楽ブームのきっかけをつくりました。


その後は、“ザ・ブーム”や“ディック・リー”、“Monday満ちる”など、
数多くのアーティストのプロデュースも手がけてきました。

CM音楽でも、たらこキューピー「巨大たらこ、街を行く編」の
編曲とエンジニアを担当(ボーカル:NOKKO)や、
キリンTROPICANAオレンジジュースなど他多数制作。

他にも宮本亜門さん演出のミュージカル『マウイ』の音楽監督や、
NIKEのプレミアムCD『AFTER』のプロデュースなど、活動は多岐に渡ります。

また日本だけに限らず、世界中のアーティストとともに音楽活動を行い、
コーヒールンバのインドネシア語カバー「KOPI DANGDUT」は、
現地でミリオン・セラーとなりました。


そんな世界中の音楽を聞きながら、
音の旅をしてきた久保田さんがたどりついたのが、宮古島の音。
宮古の神歌・古謡を収録したCDをリリースし、東京でのコンサートの
監修も務めるなど、久保田さんの関心は、再び沖縄・宮古に注がれています。

宮古島出身のシンガー:下地勇さんもおすすめの一枚として、
久保田さんの宮古のアルバムをあげています。
http://www.ocvb.or.jp/card/ja/0600006640.html

久保田さんのDJと映像を交えながらの、トークライブ。
カフェユニゾンが一夜のワールドミュージックラウンジに!

上映する映像は、久保田さんが映画を制作するために世界中で撮りためた、
秘蔵映像ばかり。なんと、カフェユニゾンが本邦初公開です!

また、日本を代表するサウンドエンジニアの上原キコウさん
のサポートのもと、音響装置も最高のものをご用意しています。


ゆんたくゲストには、今年の10月に横浜で開催された、
久保田さんプロデュースによる「京浜ロックフェスティバル’09」にも
出演した旧友、ギタリストの内田勘太郎さんの他、
沖縄県立芸術大学の教授で沖縄音楽、民族音楽研究者の
久万田晋さんも参加します。


【タイトル】
CAFE UNIZON & WEBマガジン「ryuQ」 presents
World Music Café Vol.1:久保田麻琴トークライブ
『音の旅 〜70年代沖縄発 世界経由 宮古行き〜』

【日時】
2009年12月5日(土)
開場:19:30 開演:20:00

【料金】
予約:¥2,000+1 drink(80名限定)/当日:¥2,500+1 drink

【出演】
久保田麻琴
ゆんたくゲスト:内田勘太郎、久万田晋

【会場・ご予約・お問い合わせ】
カフェユニゾン
〒901-2201
沖縄県宜野湾市新城2-39-8 MIX life-style 2F
TEL:098-896-1060
E-mail:info@cafe-unizon.jp
http://www.cafe-unizon.jp   


Posted by 三枝克之 at 12:51Comments(0)

2009年10月16日

映画「eatrip」公開初日トークショー

オフィスユニゾンから、
三枝克之が参加するトークイベントのお知らせです。

明日から、桜坂劇場にて公開される、映画「eatrip」。


詳しい日程などは、こちら

明日、初回の上映後、トークイベントが開催されます。
そこに三枝克之がゲスト参加します。

メインのトークゲストは、映画にも出演している、沖縄県在住、自給自足を目指す主婦・森岡尚子さん。
森岡さんのヤンバルでの生活に、三枝が迫ります。

日時:10月17日(土)/13:00の回終了後(14:25頃スタート)
会場:桜坂劇場ホールB
※当日(10/17)の「eatrip」の半券をお持ちの方は、皆様ご入場いただけます。


またその日だけ、サクラザカ マルシェeatrip スペシャル
と題して、桜坂劇場の入口で、森岡さんの菜園で育った野菜や果物などの販売もあるそうです。

詳しくは、桜坂劇場公式ブログをご覧下さい。  


Posted by 三枝克之 at 14:12Comments(0)お知らせ

2009年09月03日

南国ドロップス「お別れ会」

沖縄に移り住む前、僕には島の音楽への南方幻想があった。
ウタが生活に根ざし、ふつうのオジイたちが三線をてぃんくてぃんく弾く沖縄には、
島唄の唄者だけでなく、そこから生まれた癒し系ポップスでもなく、
かといってアメリカァなロックでも、
今どきのストリートミュージックでも、レゲエでもない、
ボーダーレスな未知の南方音楽があるのではないか? 
そして凄腕の連中が島のどこかで夜な夜な演奏し、
島人だけに極上の音楽を提供して遊んでいる、そんな音楽の秘境、
パラダイス があるのではないか?
と・・・。

当時、幻のバンドといわれた南国ドロップスのライブを初めて見た時、
そのイメージに一番近いバンドだと思った。
まるでキューバでブエナビスタ・ソシアル・クラブを、
バルカンでタラフ・ドゥ・ハイドゥークスを見つけたような気分だった。

その後、2枚のアルバムを発表し、
全国の音楽シーンにその姿を見せはじめた矢先、
彼らは解散することになり、またもや幻の存在に戻ることになる。
こうして南方音楽幻想はこれからも守られるのだ。

南国ドロップスは沖縄で唯一無二の音楽を奏で、
このようなバンドは今後もしばらくは出ないだろう。

幻を記憶にとどめておきたい人は、
このラストライブをぜったいに見逃さないでほしい。




南国ドロップスLAST LIVE 「お別れ会」
9 月4 日(金)@桜坂劇場ホールA(那覇市)
開場:18:30 開演:19:30
前売:3,000 円 当日:3,500 円(別途300 円のドリンクオーダーが必要)
※ご来場のお客さまには、もれなく粗品進呈!
ゲスト:ji ma ma、首里フジコほか 総合司会:DJ ダン

<プレイガイド>
桜坂劇場南国の夜カフェユニゾン  


Posted by 三枝克之 at 02:26Comments(0)

2009年07月18日

セミの木

今日から子どもたちは夏休み。
朝からセミもにぎやか。
いや、はっきり言って、うるさい。
五月蠅い、どころではない、
七月蝉い(やかましい)!
普天間基地のヘリの音といい勝負だ。
窓を開けていたら耳がおかしくなるほど。

って、大げさに思えるかもしれないけど、
うちの庭はこの時期、ほんとうにセミが多い。
特にホルトノキは、別名セミの木というぐらい、
なぜかセミたちのお好みらしく、
夏はセミのマンションとなっている。
とはいえ、今朝はさすがにやかましさが尋常じゃないので、
そのホルトノキをのぞいてみた。

遠目に見て、まさかよー!


おそるおそる近づいて、アギジャビヨー!


見上げれば、枝にも!


セミ捕りをしたい老若男女のみなさん。
アブラゼミもクマゼミも、捕り放題ですよ!  


Posted by 三枝克之 at 23:45Comments(0)歳時記

2009年07月17日

みつろう

4月から庭で飼いはじめたミツバチたち。
(よーほー、よーほー)
梅雨明けからはまた元気に飛び回って、
せっせと蜜を集めている。



沖縄は突然のスコールが多くて、
あ、降るかも、と思った時にはすでに遅く、
洗濯物がずぶ濡れになることしばしば。
が、ミツバチを飼い始めてわかったのは、
彼らが急いで巣箱に戻り始めたときには、
確実にしばらくあとでスコールが来るということ。
ミツバチ、すごい!



今日は家人が巣箱から蜜蝋を取り出した。
ほのかに甘く、独特な匂い。
にしても驚くのは、巣のつくりの精巧さ。
なんで、どうして、こんな正確に設計して、建築できるの?!



巣は表側と裏側の二面構造になっている。
透かしながらよーく見ると、
表面の文字通りのハニカム(正六角形)のちょうど中心に、
かならず裏面のハニカムの頂点が来ている。
つまり、表と裏のハニカム構造がちょうど互い違いになるよう、
デザインされているというわけ。
ミツバチ、すごい!

自然の緻密さを見ていると、
人間のやっていることって、つくづくいいかげんだなー、
と思ってしまう。  


Posted by 三枝克之 at 00:00Comments(0)散歩

2009年07月09日

映画の旅/旅の映画



沖縄に来てからはめっきり減ったけど、
以前は時間があれば、あちこち旅に出かけていた。
旅したいがために生きているようなものだった。
そのころは、好きな映画の舞台になった街やロケ地にも
わざわざ足を延ばしたりした。

そんな、映画をめぐる旅の記憶や、
その映画への想いを綴ったエッセイを、
沖縄の地元紙「琉球新報」夕刊の映画欄で月1回、
2005年7月から今年の4月まで、
4年近く連載させていただいた。

紹介した映画は、44本。
旅で撮った写真もあわせて掲載していた。
映画、旅という、僕の大好きな二題咄なので、
書いていても楽しかった。
そんな連載をするとは当時は思ってもいなかったので、
写真のほうはかなり苦労したけど。

せっかく長期間書いたものだし、
今のところ単行本になる予定もないので、
連載終了を機に琉球新報さんにご許可いただき、
このたび僕のホームページで掲載紙面が見られるようにしてみた。
よかったら、のぞいてみてください。
*映画の旅/旅の映画

写真は、トラン・アン・ユン監督の『夏至』の回の掲載写真。

今も琉球新報さんの映画欄では、
月1回、最終火曜日の最終火曜日の朝刊で、
『シネマごはん』というエッセイを連載中。
今度は映画の中に出てくる料理や飲み物、スイーツを紹介している。  


Posted by 三枝克之 at 02:00Comments(0)映画

2009年07月06日

リアル尺取り虫

小さなシャクトリムシがいた。
それも子どものものさしの上に。
これこそ本物の尺取り虫!



リアルな尺取りに感動しながら観察。
その動きがなんとなく、
マイケル・ジャクソンのダンスを思わせるのは、
ニュースの見過ぎか。

なんだかんだいっても、マイケル・ジャクソン死去は、
僕らの世代には大きなニュースだ。
80年代、自分が20代だったころのささいなことを思い出させる。
そういえば、マイケルが一番流行っていたのって、
1984年ごろだったかも?
そういえば、マイケルの死因って、
まるで『1Q84』(村上春樹)の青豆(主人公の女性)がやったみたい。
そういえば、彼は児童虐待の疑惑があったし、
月を歩く人だし。
おまけに母親は証人系宗教団体信者だし。

と、空想するうちになんだか怖くなって夜空をみたら、
月は一つだけだったので安心した。

でも待てよ。
今年は旧暦だと5月が2回ある。
旧暦の正5月と閏月として設定された閏5月。
5の月が二つ。
『1Q84』の発売もマイケルが死んだのも、
この二つある月の間の出来事。

ともあれ「尺取り虫」が実在することはわかった。  


Posted by 三枝克之 at 02:03Comments(0)

2009年07月05日

WHAT @ WONDERFUL WORLD

カラオケは行かないけど、ここは入ってみたい。



ネーミング、書体、ドア、赤提灯、絵・・・完璧です。
那覇泊にて



でーじ、パンク!





読谷にて  


Posted by 三枝克之 at 23:00Comments(1)散歩

2009年06月28日

梅雨明け



今日、気象庁から沖縄の梅雨明けが発表された。
季節の折り目なので、浜比嘉島へご挨拶に行くことに。

浜比嘉島へは勝連半島から海中道路を走り、
平安座島から橋を渡る。
うちから車で30分ほど。
近年まで離島だったため、沖縄の古い集落の雰囲気を残し、
また聖地もたくさんある、どこか神々しい島だ。

僕は沖縄に引っ越してすぐの時に、この島と妙な縁ができ、
(そのへんの話はまたあらためて)
以来、ここのウタキを氏神と思って、
季節の折々に訪れることにしている。

ウタキをでるとき、
どこかからサンコウチョウの鳴き声が聞こえた気がしたので、
探したが見つからなかった。
一度だけ、その美しい姿を見たことがあるが、
それもやはりこの浜比嘉島のウタキだった。

帰りに運動公園の競泳用プールによって、
子どもに平泳ぎを教えがてら、20本ほど泳いだ。
このところ不眠症気味だけど、これで少しはましになるだろうか。  


Posted by 三枝克之 at 23:00Comments(0)歳時記

2009年06月27日

イソヒヨドリのウタ

読谷村にあるホテル日航アリビラ
僕も沖縄に旅行で来ていたときに宿泊し、
住み始めてからもときどきリゾート気分を味わいに訪れる、
スパニッシュスタイルの大好きなリゾートホテルです。

今年、このホテル日航アリビラが、
創業15周年を迎え、その記念日である6月27日に、
記念の絵本を発売しました。
題して『イソヒヨドリのウタ』。



じつはこの絵本の文章を僕が担当させていただきました。
光栄です!
絵の方は、昨年の沖縄アートフェスティバルで日比野克彦賞を受賞し、
1月のカフェユニゾンでの「愛のスカイライン」展も大評判だった、
宜保朝子さん。
もう、本当にすばらしい絵を描いてくれています!

ホテルの記念出版とはいえ、
ホテルの前のニライビーチにある、キノコ岩が登場するだけで、
物語自体は、ある南の島の「いつかどこか」が舞台です。
絵を描くのが大好きな少年と、
沖縄ではなじみ深い小鳥・イソヒヨドリを主人公に、
悠久の時の流れとともにお話が展開します。

ホテルのスタッフのかたによる原案を、
僕がアレンジしたものです。
小さな子どもから大人たちまで楽しめる絵本だと思いますので、
機会があったらぜひ見てください。

6月27日からホテル日航アリビラで販売されています。
近日には、カフェユニゾンでも販売予定です。
また、一般の書店での販売も企画中。

絵本作るのは、やっぱり楽しいですねー。
アリビラさん、すてきな機会をありがとうございました!
ブレーン沖縄のTさん、Kさん、お世話になりました!
そして朝ちゃんと、当オフィスユニゾンのTELちゃん、おつかれさま!!  


Posted by 三枝克之 at 00:10Comments(4)仕事

2009年06月22日

記念日

この週末にPCを切り替えた際、いろいろ設定変更しているうち、
mixiでとんでもない設定ミスをしてしまい、
ほかのかたがたの書いた日記を、さも自分が書いたふりをして、
間違って何十も一度にアップしてしまった。
ご迷惑おかけしたみなさま、すみませんでした。
あまりに気が引けるので、
さすがに今日はひとつぐらい本当に書こうと思います。

うちの家族は、2003年6月22日に
沖縄へ引っ越してきた。
つまり今日は沖縄暮らし満6周年の記念日。

6年前の6月22日は夏至。
ちょうど前日に梅雨明けした沖縄は、まさに凱風快晴。
梅雨ど真ん中、雨の伊丹空港から飛行機に乗り、
エメラルドグリーンの海を眺めながら、
那覇空港に降り立ったときの気持ちよさは忘れられない。
真っ青な空を心地よい南風が吹いていた。
その風を夏至南風(カーチーベー)と呼ぶことは、
しばらくあとで知った。



新居には、翌日にしか入れないので、
その日は、南部の民宿に家族と犬と泊まった。
写真はその宿の前の海を散歩したときのもの。
娘たちは当時、長女が4歳になったばかりで、次女は2歳。
あれから6年。
濃くて、あっという間の日々。
そして住まわしてくれている、この島に感謝。

翌23日は沖縄慰霊の日
泊まっていた集落は、沖縄戦終結の地でもあった。
すぐそばの魂魄の塔という慰霊碑に家族で出かけた。
花をたむけ、涙し、祈る沖縄の人々の姿に、
戦争がまだ終わっていないことを実感する。

沖縄に移り住んだ日が6月22日の夏至で、翌日が慰霊の日。
しかもそれを魂魄の塔のすぐそばで過ごしたというのは、
たんなる偶然のなりゆきではあったのだが、
沖縄生活をあの日、あの場所でスタートしたのは、
家族にとってとても意味深いことだったように思う。

明日6月23日は、沖縄慰霊の日である。
1945年のこの日、沖縄は梅雨明けした。
亡くなった人々のまぶたを、
かろうじて生き残った人々のほほを、
夏至南風がそっとなでていった。  


Posted by 三枝克之 at 23:00Comments(0)歳時記

2009年06月21日

1Q84



ようやく読了。

現実を生きていく上で、物語はどれほど力になるものか、
これはその実効率をはかるための壮大な実験なのかもしれない。
今、小説として論ずるべきではなく、
人生のどこかの時点で、その実験の結果が見えることをもって、
この読書体験は完結するのだろうか?

ともあれ、現実と物語の間の壁を破って、行き来しようとする
神話的なアプローチは、僕にとっては魅力だったし、
そういうことは実際に身近にあり得るように感じた。

映画化するなら、監督はぜひデイヴィッド・リンチに。  


Posted by 三枝克之 at 22:00Comments(0)

2009年06月20日

夏至南風(カーチーベー)

土曜日。
大雨が続いていた前日までがうそのような、すがすがしい青空。
薄くひろがっていた雲もだんだん消え、入道雲が湧く。
セミも喜んで、シャインシャイン鳴いている。
真夏の到来を告げる、柔らかな風。
気象台的に梅雨明けしたかどうかはしらないけど、
どうやら島は今日から真夏に入ったようだ。
これから1ヶ月ほどが僕が一番好きな季節。
沖縄に来るなら、みなさん、この1ヶ月がおすすめです。



ほんとうはいろいろやらないといけない仕事が山積みではあるのだけど、
こんな日は海に行かずにおられない。
思い立ってすぐ出かけられるのが、なんといっても島暮らしの魅力。
ようやく子供たちも泳ぎがしっかりしてきたので、
彼らをはじめて真栄田岬へシュノーケリングに連れて行った。
最初怖がっていた青の洞窟も、一度入ったら大喜び。
晩ご飯のときまで、見た魚の名前を連発して、
興奮は続いていました。
  


Posted by 三枝克之 at 21:58Comments(0)歳時記

2009年06月14日

失踪日記


娘たちが家にある本を片っ端から読んでいる。
手塚治虫の「ブラックジャック」全巻読破に味をしめ、
特にマンガと見ると何でも読み始める。
高野文子や諸星大二郎はイマイチわからなかったようだ。
けど吾妻ひでおの「失踪日記」はすごくおもしろいらしい。
今、次女が二度目を読んでいる。
小3で読んでいい本なのだろうか?  


Posted by 三枝克之 at 22:53Comments(0)マンガ

2009年06月07日

西の魔女と東の木

DVDで『西の魔女が死んだ』を見た。
映画館で見逃していた一本。

梨木香歩さんの原作は読みたくて、まだ読めてない本のひとつ。

本より先に映画を見てしまった。
きっと原作はいいんだろうなぁ、と思いながら、
いまいち映画のリズムに乗り切れぬまま見終える。

その前日に映画館で『グラン・トリノ』を見た。

クリント・イーストウッド、上手すぎ、やさしすぎ、かっこよすぎ。
あの主人公のじいさんは、ダーティー・ハリーそのもの。
床屋のシーンが最高です。
イーストウッド本人によるエンディングテーマ曲もしぶい!

ふと思ったけど、
『西の魔女が死んだ』と『グラン・トリノ』は物語の構図が
なんだかよく似ている。
かたや、おばあさんが孫娘に、
かたや、おじいさんが孫息子(のような少年)に、
それぞれ、「女とは」「男とは」、
そしてともに、「生きるとは」「死ぬとは」を伝える話。
結局、僕が男だから、『グラン・トリノ』のほうが、
入りやすかったのか。  


Posted by 三枝克之 at 00:19Comments(0)映画

2009年05月14日

ナターシャ・アトラス



ねっとりじっとりした
空気がこのところ
亜熱帯らしくて
いやらしくて
いい感じ

エスニック・トランスの女王
ナターシャ・アトラスのベストばかり
聞いているせいか
それともそんな空気だから
くりかえし聞いてしまうのか
ねっとりじっとりに
ひたひた浸る

ジャケットもまた
シーシャ(水タバコ)にうっとりな
ナターシャが
いやらしくて
いい感じ

6曲目の「Mistaneek」の声
びしょびしょ  


Posted by 三枝克之 at 23:27Comments(0)